INTERVIEW

なぜ、今のキャリアを選択したのか、各フィールドで求められる能力とは・・・
それぞれのフィールドの第一線で活躍する3人が、己の仕事観を熱く語り合った。

一流の環境に身を置き、一流を目指す

今の仕事を選んだ理由

杉山
ビジネスマンとして誰よりも早く一流になって、何かを成し得て、自分の頑張りがこの時代への貢献になることを考えたとき、僕にとってこの時代にITコンサルタントになることは極々自然な流れでした。産業革命や明治維新など、歴史を振り返ればその時代ごとに大幅な躍進を遂げた業界というものが存在しており、その時代や業界からは競争が厳しい分、「何かを成し得た人や組織」が出てくることが多いです。現代において、今後大幅な躍進を遂げる業界は「システム」「IT」以外には考えられませんでした。やはり若い頃にITコンサルタントとして多くのクライアントの経営要素に関わることが出来たことが自分を経営者として鍛えてくれたのだと感じていますね。
岡崎
競争が厳しい環境からこそ、大成する人が出てくるという考え方は僕が海外に挑戦することを選んだ理由と似ているかもしれません。2008年の北京オリンピック後に、世界を相手に戦うにはこのまま国内でプレーをしていても結果を出せないという思いから、海外の厳しい環境に身を置くという選択をしました。いつかは世界のナンバーワンストライカーになるという野望を実現するためにも、世界で活躍する一流の選手たちと一緒にプレーをする必要がありました。
柿本
僕は、もともと、小さい時からとにかく映画が好きでした。香港映画に始まり、ハリウッド映画やヨーロッパの映画まで、とにかく、映画をたくさん見ていました。その影響で中学生の頃には映画監督になりたいって言ってましたね。ところが、いざ、映画の世界に足を入れると、これがなかなか厳しい業界で。まず、生活をして行くのがかなり大変でした。そこで、僕は映画を作ることも視野に入れながらですが、コマーシャルやミュージックビデオなどの世界で映像監督を目指すことにしました。
その分野はいわば、映像という世界では最先端。エリートや一流が集まる場所でした。
自分はまず、その世界でのトップを目指し、そこから映画を撮る道を選びました。
どちらも困難なことには変わりなかったのですが、自分が目指す映画は、内容はもちろん、撮影技術やギミックなども全く新しいものを作りたかったので、一流が集まる環境に身を置いて自身を高めていくということが、自分にはあっていると思いました。

一流の環境に身を置くことを選択したという点は3人共共通していますね。

人・会社・社会を動かす。周囲に影響を与える仕事を。

仕事のやりがい

柿本
ここではまず、映画は仕事ではないということことにして、コマーシャルやMVについてお話しします。まず、大前提に圧倒的大多数の観客を相手にすることです。常にどの仕事も何十万人、何百万人の人々が目にするものを作ります。その人たちの中の数パーセントの人々の心が動けば、お店の棚に並ぶ商品が動きます。そして、その商品を扱う会社で働く家族が生活して行くことができるのです。自分がやった仕事が、確実にしかもわかりやすく、社会とコミューケーションできて、しかもその成果が確実に目に見える形で現れる。これは責任も重大ですが、そのぶん、やりがいも大きいです。
杉山
ITコンサルタントという仕事も分野は違いますが、影響力の高さがやりがいという点は似ていると思います。営業、広告、マーケティング、物流、小売、経理など経営要素を挙げれば切りがないですが、それら全てはデータ化されシステム化され、経営とシステムはまさに不可分な時代となりました。

私たちはコンサルティング力とテクノロジー力を駆使してクライアントの新たな経営判断を支えていく仕事なので、プロジェクトを通じて全ての経営要素に関わるチャンスがあります。これは自分自身の成長にとってもクライアントのビジネスにとってもとても大きいことであり、大変だけどやりがいのある仕事だと感じていますね。

岡崎
いちアスリートとしては、色々なタイプの選手がいるなかで、様々な手段を用いて、自分より足の速い選手、背の高い選手、身体の大きな選手に打ち勝つことができることがやりがいですね。
また、プロのサッカー選手として社会との関わりを考えたときには、子供や応援してくれる方々から自分のプレーを見て『励まされた』『勇気をもらった』との言葉を頂いた時にやりがいを感じますし、もっともっと活躍して良いニュースを日本に届けたいと思います。

-分野は違えど、周囲に自分達にしかできない影響を与えることがやりがいの一つとなっているようですね。

刺激のある環境で刺激的な仲間と働く

働く環境や仲間に求めること

岡崎
刺激ですね。
自分一人で追い込むのには限界があると僕は考えるタイプなので、常に刺激を与えてくれる環境を求めます。たとえ、それが自分にとって一段階、二段階上の難しい環境下であってもそれを選びます。
難しい場所に身を置き、たくさんの刺激を受け、何をすべきなのかを考え、自分の未知の力を引き出したいです。仲間に関しても同じで刺激を与え合える関係を求めます。活気があり、情熱が溢れる仲間の存在は不可欠です。言葉は悪いですが『コイツらとサッカーしたい。一緒に闘いたい』と思える刺激的な仲間を求めますね。
柿本
僕も少し似ているのですが、自分にない才能を持つ人が周りにいることが重要です。一つのことを集中的にやっていくよりも、別のことや別の景色を見ている方がそれまで、思いつくことのなかったアイデアが生まれたり、問題を解決する糸口が見つかることが多いです。何か一つのカテゴリーでチームを作るよりも、全く関係ないことでも意見を言い合える、横のつながりを持てる環境が非常に大事だと思います。
杉山
経営者として働く環境を整備する立場から考えると、色々な個性に合わせた成長を助けることが出来る環境を提供したいですね。お二人が言う“刺激的な仲間と環境”と同じかもしれません。BTCでいえば、一言でシステムエンジニアといっても、システムを構築するにあたりそもそものビジネスモデルの絵を描くことが得意な経営コンサルタント寄りの人間や、システムの専門書を50冊近くも出版しているテクノロジー畑の人間等、本当に色んなタイプの人たちが一緒にプロジェクトを回しているので、常にお互いが刺激を受けあえているんじゃないかと思います。

-自分ひとりだけではなく、刺激のある環境と仲間に囲まれてこそ、第一線で活躍し続けることができるのですね。

己の意思をもつこと

第一線として活躍するために、
求められていること

杉山
どの仕事でも一緒だと思いますが、強い意思をもって、どれだけ本気になれるかが大事だと思っています。まわりの環境に恵まれていても、自分自身が本気になれなければ活躍できるはずがないですし。本気になるから必死で考える。考える量が多いからこそ取るべき行動も増える。
行動が増えるからこそ結果につながるし次への反省点も見つかる。これはサッカーでもクリエイターでも全ての職で一緒ではないでしょうか。
岡崎
そうですね。僕も自分の考えをしっかり持って本気で取り組むことが重要だと思います。『何をしたいのか?』と自分に問いかけ、強い意志を持って取り組んでいくことが不可欠かと思います。困難や壁にぶち当たることもあるかと思いますが、自分で考え抜いた信念をもってブレることなく突き進むことが重要ですね。
柿本
僕の業界では、己の意思をもって自分を信じるのと同時に自分を疑うことも必要です。この業界で生きていくためには、自分自身に常にチャレンジすることばかりです。

一度やったことはやりたくないし、常に新しい価値観を求められる世界です。世の中をあっと言わせたい。見たことないものを作り出したい。そして、人々の心を動かしたい。
そのためには今の自分自身を疑い、常に自分自身をアップデートしていくしかありません。ただし、世の中の状況を客観的に見て、ありとあらゆる情報を取り入れながらも、偏らず、ぶれずにいるために、自分の信念を持つことが重要です。熱くなる部分と、常に、頭を冷やして、冷静にいる部分とを両方持ち合わせておくことが大事になってきます。


仕事で大事にしていること

柿本
諦めない。サボらない。人より考える。ここを怠ると、必ず、それは映像に現れます。そして、それは必ず、人の心に残ります。そして、まずやってみる。 やらないことには何も始まりません。失敗してもそれは成功への過程でしかありません。一番大事なことが、何より直感を大事にする。散々考え抜きますが、結局は考えて生まれることは大したことではないのです。
杉山
毎日本気で仕事と向き合ってくれる社員、私たちを信じてくれて大きな夢を託してくれるクライアント、これらを始めとした周りの方々への感謝の気持ちや人間関係を最も大事にしています。
岡崎
地に足をつけることと自分の状況を把握して、周りを見渡すことが大切。そして、自分の現在地を知り、今何をすべきなのかを理解することだと思います。 高い目標を定めてもこれらが出来なければ、結局ダメになりますから。

仕事=生きがい

ずばり、仕事とは

岡崎
生きがいですかね。人生そのものであり、なくてはならないもの。 今はプレーヤーとしてサッカーに携わっていますが、現役を退いた後もサッカーに関わりを持っていきます。
柿本
仕事は生きがいです。時に痛みや苦しみを味わい、それを乗り越えた時にこれ以上ない多幸感を感じることもあります。自分を成長させてくれるものでもあります。 痛みや苦しみを伴わない人生ほどつまらないものはありません。自分は仕事をすることによって、新しい世界を見ることもできます。仕事は私にとって生きがいです。
杉山
お二人と同じになりますが、僕にとっても仕事とは生きがいです。この会社には「ITを通じて文化創造をする」というミッションがあります。もちろん大変な経験もたくさんありましたが、ITを通じて新しいビジネスを生み出し、新しいシステムを生み出し、社員やクライアントと共に着実に世の中に今までなかったライフスタイルや文化を生み出せている実感があります。仕事を通じて社会と繋がり、自分が社会に貢献できているという生きがいを感じさせてもらえるものです。

PROFILE

サッカー選手

岡崎 慎司

仕事を通じて実現したい夢:日本サッカーの希望となるようなプレーヤーになる 1986年4月16日兵庫県生まれO型

  • 経歴:
  • 2005年~2010年
    清水エスパルス(日本/Jリーグ)
  • 2011年1月~2013年6月
    VfBシュトゥットガルト(ドイツ/ブンデスリーガ)
  • 2013年6月~2015年6月
    1.FSVマインツ05(ドイツ/ブンデスリーガ)
  • 2015年6月~
    レスター・シティFC(イングランド/プレミアリーグ)
  • 代表歴:
  • 2008年
    北京オリンピック日本代表
    2008年
    日本A代表初選出
    2010年
    FIFAワールドカップ 南アフリカ 全4試合出場1得点
    2011年
    AFCアジアカップ優勝 全6試合出場3得点
    2013年
    コンフェデレーションズカップ ブラジル 全3試合出場2得点
    2014年
    FIFAワールドカップ ブラジル 全3試合出場1得点
    日本A代表

    ※ 日本代表106試合出場49得点(2017年2月1日現在)
    ※ 日本代表 歴代得点ランキング3位

  • タイトル:
  • 2009年度
    Jリーグベストイレブン
    2009年
    IFFHS 世界得点王(年間15得点)
    2010年
    兵庫県スポーツ栄誉賞受賞
    2010年度
    Jリーグ優秀選手賞
    2011年
    神戸市スポーツ特別賞
    2015/16年
    イングランドプレミアリーグ優勝
    2016年
    AFCアジア国際年間最優秀選手受賞

映像作家・写真家

柿本 ケンサク

仕事を通じて実現したい夢:常に心が動く社会を作る

映像作家、写真家として映画、TV-CM、MUSIC VIDEO 等を中心に活動。 言葉では表現できない空気、体温、感情を切り撮ることを大切にし、Think globally Act locallyをモットーに作品制作を行う。 学生時代より、映画、TV-CM、MUSIC VIDEO等で助監督を経験しながら、作品の制作を始め、中野裕之監督と共に映像制作集団『ピースブラザース』の末っ子として活動。 2005年、長編映画『COLORS』を制作。映画『スリーピングフラワー』で劇場デビューを果たす。 以後、ディレクター&D.O.PとしてTV-CMやMUSIC VIDEOの分野で精力的に作品を制作し続け、数々のFilm Festival、 International Advertising FestivalでAWARDを受賞。 日本のみならず欧米、アジアへと活動範囲を広げる。 2012年、映画『UGLY』『LIGHT UP NIPPON』を公開。 2015年、短編映画『All for Cinema』を全国公開。 2016年、代官山ヒルサイドフォーラムにて写真展『TRANSLATER』展を開催。

BTC代表取締役社長

杉山 健

仕事を通じて実現したい夢:システムを有効活用して、新しい文化を創造する

1993年大学卒業とともに外資系コンサルティング会社に入社。約20年のキャリアにて大規模な組織改革やシステム改革等のプロジェクトにおける責任者を歴任。2012年に副社長としてビッグツリーテクノロジー&コンサルティング社に入社し、2015年に代表取締役社長に着任。民間企業のみならず、医療機関や官公庁へのコンサルティング経験も有し、事業戦略立案~システム化計画立案~システム開発・保守運用~PMO支援等、様々な業界においてITを駆使して経営課題を解決へ導く。IPA(独立行政法人情報処理推進機関)への貢献により経済産業省からの感謝状授与、日経新聞経済社・経済産業省 共催シンポジウム「攻めの時代のIT活用2015」での登壇等、社外活動も実施。

企業サイトTOPへ