BTC Codebaseコラム – 2021年7月版- LT会で得意技の自動可視化について話してみた

はじめに

社内のあらゆる活動、成果物、ランタイムのデータを可視化、分析するBTC Codebase。
そのBTC Codebaseの「得意技の自動可視化」機能の紹介と、外部のコミュニティにて発信したフィードバックをお伝えいたします。

目次

お話しさせていただいたイベントのご紹介

今回お話しさせていただいたイベントは以下の通りです。(各リンクをクリックすると外部サイトへジャンプします。)

貴重な機会を下さりありがとうございました!

BTC Codebase の得意技の自動可視化機能の紹介

まず初めに、BTC Codebaseについて紹介いたします。
https://www.bigtreetc.com/codebase/
BTC Codebaseは「プロジェクト運営をデータに基づいて行うように変革したい。」
どいう想いから作られた、データレイクを中心としたデータ分析/開発基盤です。

Codebaseとは何か

BTC Codebaseは開発を行う環境の自動生成と、生成された環境上で行う活動、成果物、ランタイムの情報を自動で収集する機能があります。
そして、収集されたデータを用いて、社内のプロジェクトではプロジェクトに合わせた自由な分析を行います。

そんなBTC Codebaseの中でも、イベントにてLTをさせていただいたのは「得意技の自動可視化」についてです。

自動化は、効率的にミスなく高品質な作業を実現するための武器です。自動化にはたくさんの種類があります。

色々な自動化

話は少し変わりますが、プロジェクト・タスクのアサインに置いて「このタスクが得意なのか、経験したことあるかどうか」は作業時間に大きな差を生みます。そのためには、誰が何を得意なのか、経験したことがあるのかを知る必要があります。

業務上の悩み

その為に、BTC Codebaseを用いて、プロジェクトメンバーの得意技を自動で可視化しました。

みんなの得意技を自動化!

仕組みは簡単。皆さんが普段実施している業務、タスクの情報を分析基盤に流し込むだけです。

自動化の仕組み

左が経験業務、タスクにたくさん含まれる言葉を大きく表示したタグクラウド。
右が作業時間をタスクの分類ごとに積み上げた棒グラフです。

得意技の可視化その1

得意技の可視化その2

得意技の可視化その3

得意技の可視化その4

これを見れば、新しいプロジェクトで使う技術要素にマッチした人をアサインする。配属されたばかりのメンバーが、現場のメンバーの得意分野を把握して相談をする。などが実現できます!

まとめです。データ分析と自動化を組み合わせることで、一般的に広く謳われていないことでも自動化できてしまう。そんなデータ×自動化を組み合わせることの力をお伝えさせていただきました。

いただいたフィードバックのご紹介

LT会にていただいたフィードバックを抜粋して紹介させていただきます。

分析に関する評価

  • 活動の中で自然にデータがたまっていくのが素敵。
  • 発想が良い!言われれば分かるが盲点だった。
  • 続きが気になる!活用事例や、他の機能ができたらまた話が聞きたい!

「こうするとより良くなりそう!」という提案

  • タグクラウド以外にも良い見せ方がありそう。
  • タグクラウドに取り込まれることありきでチケットの書き方を決めれば、寄り良い分析ができそう。
  • Redmineだけでなく、Gitのコミットログやプルリクエストでタグクラウドを作成するとどんな結果が出るんだろう。
  • 「技術」だけでなく「資料作成ができる」「緻密な性格」など、プロジェクトの求めているものと各々の能力のマッチングができると素晴らしい!

などなど、、、

たくさんのフィードバックをありがとうございました!

LT会に登壇してみて

皆様から良い評判をいただき方向性の確認ができました。また、自分達では思いつきもしなかった「こんなことをするとより良いのではないか」という意見をいただけて、とても参考になりました!
特に「すごい!」「続きが気になる!」といったご意見については、(私個人を含む)チームのモチベーションになりました!

今後とも、BTC Codebaseをよろしくお願いいたします。